佳作 「900mの記憶の壁と336の風景の扉」
- 田中和沙 笈入瑛永 (東京電機大学大学院)
作品コンセプト
現在という時間の中でふっと思い出す過去に経験したこと.それは記憶という名の原風景.僕たちはいつもその中に身を預けています.今までの記憶を創っていたものは,家が建ち並ぶ風景であったり,家の間がつくる路地や商店街を歩いたりする体験からできたもの.その他に,家の中から溢れ出してきた生活の一部もそうです.そのようにいろんなものが集まることで, ここでの記憶が創られてきました.記憶を消して一から創るのではなく,記憶を感じさせつつも新たな風景を創り出し,未来へつなぐための集合住宅の提案です.
(応募案より抜粋)
各賞一覧
- 最優秀賞 1点/賞金100万円(税込)
- 優秀賞 2点/賞金50万円(税込)
- 佳作 7点/賞金各10万円(税込)