主催:長谷工コーポレーション  後援:株式会社 新建築社

ICTの活用,ライフスタイルの多様化,コミュニティの新しいかたち,
日本版CCRCへの取り組みなど,日本の都市や周辺環境には,
これまでになかったさまざまな可能性や課題が現れています.
それらに応える日本の集合住宅は今後どのように変化していくべきでしょうか.
戦後つくられてきた集合住宅は物理的な供給量を確保するため,
各住戸はコンパクトで高密度に集約され,
主にプライバシーやセキュリティに重きが置かれていました.
これらの集合住宅の型はこれまで一定の成果を生みましたが,
今を生きる私たちにとっては必ずしも理想型とは言えなくなっています.
また,高度経済成長期につくられた集合住宅は更新の時期を迎えています.
そうした変化を伴う時期だからこそ,将来へ繋がる集合住宅が求められています.
これまでの集合住宅の価値はユニット(専有部)の資産として捉えられてきました.
しかし,生活に即した身近な関係を構築し,持続可能なまちづくりに貢献するなど,
新たな資産価値として見出すことができれば,
集合住宅もこれまでのスクラップ&ビルドから脱却し,
公共の資産・社会の資産として,使い,育て,
活性化させることができるのです.
それが未来にわたってまちに関わることを可能にします.
日本の課題や可能性をふまえて考えることは,日本だけの問題ではなく,
世界の新たな課題に応える提案となります.
敷地は1960~1970年代に開発されたニュータウンの中の3,000m2
近くには駅やコミュニティ施設があります.これまでにない価値を持ち,
周囲にも変化を与えるような,
将来へ向けた新しい日本の集合住宅の提案を期待します.

 

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