趣旨
時代のニーズにあった「デベロッパーと建築家・デザイナーとの新しい関係」を探るひとつの機会として、2002年から「住空間デザインコンペ」を実施しています。これは、いかに現実の生活を前提として「快適な居住空間」をつくり出すことができるか、あるいは、単に装飾的になるのでなく、個人の嗜好性を生かしながらも誰もが快適に感じることができる住まいとは何かを求めたもので、2005年に実施された第3回コンペでは、応募登録1,435件、応募作品699点という多数の応募をいただきました。
第4回となる今回は、装いも新たに、名称を「三井住空間デザインコンペ」とし、「(仮称)虎ノ門・愛宕タワー計画」(住居面積約81.29m2、棟内に建設予定)を課題建物としてとりあげます。提案にあたっては、「新しい街で展開される新しい都心居住のライフスタイル」が目に浮かぶようなプランニングが求められると同時に、選出された最優秀案に基づき、実際に建設のうえ分譲されますので、購買行動に至る魅力のある案であることが条件となります。
今回のコンペでは、若手建築家の登竜門として位置付けるべく、実務経験者により多く応募していただき、最優秀賞を「三井住空間デザイン賞」として表彰することになりました。また、2段階審査方式を採用し、2次審査を公開プレゼンテーション形式で行います。
わたしたちはこのコンペを通して、集合住宅の新しい価値が創造されることと同時に、同じ時代を共に生きる優れた建築家・デザイナーとの出会いを期待しています。
※掲載社名表記について:
平成18年10月1日をもって、三井不動産レジデンシャル株式会社は三井不動産株式会社の住宅分譲事業および三井不動産販売株式会社の住宅販売受託事業を承継しました。
本サイト内に表示されている「三井不動産株式会社」と「三井不動産販売株式会社」の表記には「三井不動産レジデンシャル株式会社」に読み替えていただくものがございます。