新建築 2021年8月号発売となりました !

第15回村野藤吾建築設計図展 「村野藤吾によるリノベーションの作法」 会期|2021年3月22日(月)〜 6月5日(土)

■展覧会

第15回村野藤吾建築設計図展
「村野藤吾によるリノベーションの作法」

 村野藤吾(1891̶1984 年)は戦前から戦後にかけて多数の建築作品を遺しました。その多くが村野の設計で新築されたものでしたが、歴史的建築物や村野自身が設計した建物など、既存の建物に村野が改修や増築を施した作品も少なくありません。
 現存する代表的な作品として、明治末期に竣工した旧東宮御所を改修した迎賓館赤坂離宮や、昭和初期に竣工した建物に増築や改修を行った高島屋日本橋店、村野が設計した昭和初期の建物に自ら増築や改修を行った森五商店東京支店(近三ビルヂング)、戦中に竣工した海軍将校倶楽部を移築、改修した志摩観光ホテル、昭和初期に竣工した建物に村野が増築、改修した関西大学図書館などが挙げられます。
 いずれも歴史的建築物や過去の建物を尊重し、それを残し継承しながら新たなデザインを加え、新旧が混ざり合う独自の魅力を生み出しています。そしてそこには、オリジナルの姿を厳密に重視する従来の文化財の保存とは異なる方法に基づく、村野独自の歴史や過去との自由な関わり方を見出すことができます。
 本展では、村野による改修や増築、移築などを「リノベーション」と捉え、図面やスケッチ、写真、模型を通じて、その独自の作法に迫ります。村野の知られざる一面に光を当てることができれば幸いです。

会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館

期間:2021年3月22日[月]- 6月5日[土]

開館時間:10:00-17:00 (入館は16:30まで)

休館日:日・祝日

入場:一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料(入館の際は、手帳の提示をお願い致します。)

主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館/村野藤吾の設計研究会

アクセス
市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」下車1番出口から徒歩約8分
京都バス「高野泉町」下車、西へ徒歩約10分
叡山電車「修学院駅」下車、西へ徒歩約15分

出展作品(*現存せず):
大丸神戸店*(1936年増築・改修)/そごう大阪本店*(1935年竣工・1937・52・70年改修)/京都市美術館(1945-52年改修計画)/志摩観光ホテル(現・志摩観光ホテル ザ・クラブ、1951年移築・改修)/高島屋日本橋店(1952・54・63・65年増築)/丸栄百貨店*(1952年増築・改修・1956・86年増築)/南都銀行本店(1953年増築)/心斎橋ビル*(板谷生命ビル、1939年竣工・1955年増築・1980年改修)/関西大学図書館(現・関西大学博物館/簡文館・1955年増築)/森五商店ビル(近三ビルヂング、1931年竣工・1956・59年増築、1965年改修)/近鉄百貨店阿倍野本店*(1957年増築・1958年改修・1964年増築)/アポロ会館*(旧アポロ座/1950年竣工・1957年改修)/新大阪ビル*(1958年竣工・1963年増築)/迎賓館赤坂離宮(1974年改修)/宇部市文化会館(1979年竣工)

お問合せ
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
Tel: 075-724-7924|Fax: 075-724-7920|E-mail: shiryokan@jim.kit.ac.jp
http://www.museum.kit.ac.jp/

■記念シンポジウム(オンライン)

「村野藤吾によるリノベーションの作法」

日時:2021年4月24日[土]14:00-17:00

開催方法:Webex Eventsにて(URLはお申込者にのみ後日お伝えします)

講演
江副敏史(日建設計フェロー役員)
中村拓志(NAP建築設計事務所主宰)

報告
笠原一人(京都工芸繊維大学助教)
三宅拓也(同上)

司会:松隈洋(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授)

定員:300名(要申込・参加無料)

お申し込み方法・詳細は下記の京都工芸繊維大学美術工芸資料館のウェブサイトをご覧ください。
http://www.museum.kit.ac.jp/

*新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、展覧会とシンポジウムの開催に変更が生じる場合には、下記の京都工芸繊維大学美術工芸資料館のウェブサイトに掲載致します。