ボーダレスの家 設計:はりゅうウッドスタジオ+セルマ・マシッチ
施工:はりゅうウッドスタジオ
150mm角スギ材を使った縦ログ構法による3階建ての住宅。設計者のひとりであるボスニア・ヘルツェゴビナ人建築家の自邸。人や車が多く行き来する十字路に面する角地に建つ。狭小の敷地に最大限の木質スケルトン一室空間をつくり、スキップフロアを活かした構成。床、壁、階段など主要な部材がすべて縦ログパネルでつくられている。縦ログパネル+スギ板外壁の仕様で準耐火構造の認定を取得しているため、鉄骨やコンクリート系パネルなしで準防火地域に耐える木造建築とすることができた。