佳作 「都市に寄り添う道の家」
- 柴田学 青木貴宏 青木心平
沼田真依子 宮澤織江 片瀬了輔 (芝浦工業大学大学院)
作品コンセプト
海外が広場から空間構成を行い,都市計画を築いてきた事に対し,日本は路地から都市を形成してきた.本計画はその路地を再構築,再編成し新たな路地空間を形成し,希薄化しつつある他者とのコミュニティに新たなきっかけとなる空間を築くことを考えた.ある土地で建て替えを行う場合,二項道路の法によりそこに建つ建築はセットバックを要さなければならず,こうして路地は少しずつ姿を消してきた.今回の敷地はある程度大きな敷地面積を保有しており大規模建て替えから路地を構成し,消失しつつある路地という日本本来の伝統的空間にあらたな付加価値を付けそこに大規模建て替えの意味を見いだす事を目標とする.
(応募案より抜粋)
各賞一覧
- 最優秀賞 1点/賞金100万円(税込)
- 優秀賞 2点/賞金50万円(税込)
- 佳作 7点/賞金各10万円(税込)