主催:福岡地所株式会社 株式会社福岡リアルティ
  後援:株式会社新建築社   
  

最新情報

 

2021年3月31日
「2次審査結果発表」・「審査講評」ページをアップしました。
2020年12月10日
「1次審査結果発表」ページをアップしました。
2020年7月1日
ホームページをオープンしました。
2020年11月5日
応募登録の受け付けを終了しました。
2020年7月1日
ホームページをオープンしました。
応募登録の受け付けを開始しました。

 

最優秀賞

Workick-City Momochi

重永鑑 市原尚典 中本拓也 柳瀬真朗(九州大学大学院)

Workick-City Momochi 重永鑑 市原尚典 中本拓也 柳瀬真朗(九州大学大学院)
※ クリックすると拡大されます

 

 

審査委員コメント

●建築にエネルギーが感じられて,楽しそうな雰囲気であること,またこの建築を中心としてももちの街全体が活性化していくイメージがいちばん伝わってきた.キックボードの粗雑でアナーキックな感じに対して,システムが管理主義的な部分に落ち着いているところに矛盾が見える.大きなテック企業のキャンパスへの批評性も持つべきだ.なぜ人がここまで集まってくるか,インセンティブの提案までいけたらよかった.(重松)
●個人が自由に居場所を見つけられる隙間がたくさんあり,解釈の幅が広い空間が現代的.福岡地所とIT企業との共同で,オフィス・住居・商業を曖昧にしたスキームをつくったら成功するのでは.テクノロジーやアプリケーションへの偏重が強い印象があるが,デジタルと違い建築の場合,バグを受け入れる隙間を積極的に用意することも大切で,そこにアイデンティティがある.(馬場)
●近年,個人で住むことが増え,孤独死などの問題も生まれてきている中,この案からは複数の人と生活を共有することで,生きる喜びに変える可能性を感じる.大きなリビングを共有しながらも,隣接空間の視界を仕切ってプライベート空間に変えていくところが秀逸.またM-Shellはニーズに応じて新しくつくることができる「建築のプロトタイプ」のように思える.(林)
●ここを拠点にマイクロモビリティを使いながら外で仕事の息抜きをするイメージができる.そこが海にも近いももちという場所に合っていて,現実的な案.(松島)
●ももちの職住一体提案としてよいアイデア.住人のデモグラフィーまでわかればよかった.企業が参加してつくるなど,いくつかの実現方法も可能に思える提案.(榎本)