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a+u 2024年8月号 OMA 重松象平 OMA Shohei Shigematsu

au-2408-00

a+u 2024年8月号

3,410 税込

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商品コード: 402408 カテゴリー:

日本語 + 英語/216頁/219x292mm/A4変型/平綴じ

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Content

『a+u』8月号はOMAニューヨークを率いる重松象平のモノグラフである。2006年よりニューヨーク事務所を率いる重松の建築は、教育施設、美術館や展覧会デザインから、高層の複合商業施設まで様々でありながら、いずれも「オープンエンド」で「社会を吸収し反映する」。2023年、東京に完成した虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでは、地下鉄コンコースが自然光降り注ぐ大アトリウムにつながり、下から上へ、タワー頂部まで途切れない公共の流れがつくりだされている。同様にバッファローAKG美術館ではそれが建物周囲を回遊する。このように重松は、プログラムの収まりに断面操作や素材で「物理的な遊び」を加え、流動的な枠組みとも言えるような建築をつくりだす。2021年の事務所モノグラフ『OMA NY: Search Term』では、偏執狂的な史料編纂によって、大量のイメージからデザインの変遷が描きだされた。本特集で紹介するのは、「合理的な箱と柔らかな形態とを共存させ」、現代的なパブリック・レルムをまとい実体となった建築をとらえた厳選されたイメージである。重松自身によるエッセイを含む5本の論考、そしてニューヨークと東京、2つの大都市とそこにつくられた建築をとらえたアートワークとともに、重松象平による34のプロジェクトを紹介する。 (編)

対談:遊び 
重松象平、ジェフリー・イナバ

ニュー・ミュージアム 

エッセイ:より多くの場所を 
サラ・オッペンハイマー

バッファローAKG美術館 
ピエール・ラソンド・パヴィリオン 
蔡スタジオ 
サザビーズ本社 
展覧会デザイン:ディスプレイのためのオープン・フレームワーク 
衹園物語 
オードリー・イルマス・パヴィリオン 
ファエナ・フォーラム 

エッセイ:コミュニティをつくる 
ジャーメイン・バーンズ

『ワンス・ウィズ・ミー、ワンス・ウィズアウト・ミー』
 ファエナ・フォーラムでのパム・タノウィッツのパフォーマンス 
渋谷慶一郎×初音ミクによるヴォーカロイド・オペラ『ザ・エンド』 
7スクリーン・パヴィリオン 
「タリン・サイモン:オキュペーション・オブ・ロス」 
「プラダ・ウェイスト・ダウン」 
「手仕事と機械:テクノロジーの時代におけるファッション」 
「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」 
「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」 
「ルイ・ヴィトン:ヴィジョナリー・ジャーニー」 
ティファニー・ランドマーク 

エッセイ:
重松象平 

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 
原宿クエスト 
天神ビジネスセンター 1・2期 
22番街121イースト 
パーク・グローヴ 
カハラ・ヴィラ 
横浜スタジアム 
敦賀コミュニティ・センター 
清春芸術村テント 
カサ・ワビ・マッシュルーム・パヴィリオン 
リーフライン 
住宅都市開発省のホーボーケン・リビルド・バイ・デザイン 

鼎談:レジリエンスについて 
重松象平、パオラ・アントネッリ、カーソン・チャン

UICアート・センター 
DPI本部 
ミルスタイン・ホール 

エッセイ:たとえようない魅力 
ニック・アクセル