a+u 2026年7月号 Museum Commons 最新の美術館 Feature:Museum Commons
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『a+u』 7月号は近年竣工した12の美術館を特集する。展示室を中心に構成された単なる建物を超え、美術館が再構想されつつある時代における多様な展開を紹介する。新たに建てられたミュージアムの中には、街路へと開くものがある。OMAによるニューヨークのニュー・ミュージアムはその一例だ。SANAA設計の既存棟と隣接し、プログラムにおいて相互補完的であるが、建築的性格においては対照的な2棟は、1つの対として都市環境と直接呼応する。また、建物をもち上げ、地上をパブリックスペースとして開放するプロジェクトもある。ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロンのM+は、香港の埋め立て地に浮かぶ水平プラットフォームとして、設計時に発見された中央の吹抜け空間を核に構成されている。ロサンゼルスでは、ピーター・ズントーとSOMによるデヴィッド・ゲフィン・ギャラリー – ロサンゼルス・カウンティ美術館が、1つのモノリシックな構造体としてウィルシャー・ブルーバードを跨ぎ、分断されたキャンパスを連続した地表面へと統合する。一方で、既存建築の内側でアプローチを展開する建築もある。アトリエ・ジャン・ヌーヴェルによるパリのカルティエ現代美術財団ーパレ・ロワイヤルは、オスマン様式のファサードを保持しつつ、側面ファサードをガラス張りにすることで内部を通りへと開いている。本号に収録されたプロジェクトはいずれも、美術館における役割の大きな転換を示唆している。それは、作品を展示するための建築にとどまらず、人々が集うコモンズへの変容である。
エッセイ:
千年の架け橋──美術館と現代的状況──
ミカエラ・ギーベルハウゼン
エッセイ:
覚え書き-ニュー・ミュージアムについて
アンドリュー・マクネア
OMA/重松象平
ニュー・ミュージアム
エッセイ:
増築ではなく、対としてのデザイン
重松象平
ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン
カルダー・ガーデンズ
M+
アトリエ・ジャン・ヌーヴェル
カルティエ現代美術財団-パレ・ロワイヤル
MADアーキテクツ
フェニックス・ミュージアム
MVRDV
デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン
BIG
オーデマ ピゲ博物館
ピーター・ズントー+スキッドモア・オウイングス・アンド・メリル(SOM)
デヴィッド・ゲフィン・ギャラリー-ロサンゼルス・カウンティ美術館
デイヴィット・チッパーフィールド・アーキテクツ
チューリッヒ美術館拡張
オードネル+トゥミ・アーキテクツ
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館イースト・ミュージアム
エストゥディオ・ヘレオス
マルバ・プエルトス
ケレ・アーキテクチュア
エウェ文化・精神センター
追悼
フランク・ゲーリー-ロサンゼルスからビルバオへ
ラファエル・モネオ












