新建築 2014年7月別冊 団地のゆるさが都市(まち)を変える。
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1970年から入居が始まった横浜市磯子区の洋光台団地では、高齢化、老朽化に応えるべく、団地の再生を核とするまちづくりプロジェクト『ルネッサンス in 洋光台』がUR都市機構の主導により行われています。そのアドバイザー会議で示された隈研吾、佐藤可士和、上野千鶴子、大月敏雄、広井良典、信時正人の各氏による熱い提言は団地のポテンシャルの高さ、魅力を伝えるものとなりました。佐藤可士和氏によると、団地のゆるさ、さりげなさが周回遅れの最先端ではないかとのこと。語り言葉による本文により、都市や建築を専門としていない方々にも読みやすい内容となっています。日本の「団地」の歴史が分かるコラムも多数収録!
はじめに
まちの新たな豊かさを目指して 004UR都市機構とUR賃貸住宅 006洋光台を知っていますか? 008「ルネッサンスin洋光台」の取り組みと挑戦 010
I 隈と可士和のぶらぶら散歩
013洋光台団地ぶらぶら散歩 014散歩の後のコーヒーブレイク 038
II 再生への処方箋
053佐藤可士和 055上野千鶴子 062大月敏雄 068広井良典 073信時正人 078アドバイザーディスカッション 082
III 未来への挑戦と可能性
099街の縁側 100CCラボ 106
IV 隈研吾に聞く
109“ルネッサンスin洋光台”と“団地再生”—団地再生じゃない。都市の再生だ。—
V 団地ミュージアム
121洋光台中央団地 122洋光台北団地 東ブロック 124洋光台北団地 西ブロック 126洋光台西団地 128磯子の逸品 129
VI 洋光台43年の今昔物語
130今昔フォトコンテスト 136
UR情報局・コラム掲載ページ一覧
140
あとがき
142