新建築 2015年2月別冊 Hello, Mirai Tokyo/虎ノ門ヒルズからはじまる, あたらしいまちづくり
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虎ノ門ヒルズは,官民連携や立体道路制度,広場と緑の創出など,「未来のまち」をつくるアイデアがいくつも集まり結晶化された建築です.そうしたアイデアのひとつひとつは,きっと「トラのもん」(22世紀からやってたネコ型ビジネスロボット)がその四次元ポケットから取り出した,未来を生み出す「ひみつ道具」なのかもしれません.本号では,施行者,事業協力者・特定建築者,都市計画・建築計画,そして施工など,それぞれの視点から虎ノ門ヒルズをきっかけに変化し始めている東京と,そのあたらしい都市づくりを紹介します.目次
004虎ノ門エリア空中散歩・虎ノ門ヒルズ建築散歩 巻頭対談014
虎ノ門から東京の未来をつくる
2020年とその先に向けて舛添要一 (東京都知事) × 辻慎吾 (森ビル 代表取締役社長)司会 六鹿正治 (日本設計 取締役会長)018世界一のビジネス環境を東京に整備する 国家戦略特区021街区を超えたまちづくり 六本木・虎ノ門・新橋エリアの再開発022虎ノ門ヒルズと周辺のまち026虎ノ門ヒルズのオープニングに寄せて安倍晋三 (内閣総理大臣)森喜朗 (元内閣総理大臣 / 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長)高木毅 (国土交通副大臣: 当時)トーマス J. プリツカー (ハイアット ホテルズ コーポレーション会長)0281 道路と建築でまちを繋ぐ030インフラと一体的にまちをつくる033都市にあたらしい流れを生み出す036高度な官民連携037新たな土地利用の可能性038道路が貫通する新たな複合開発042道路と建築でまちを繋ぐ044まちと繋がる新たな関係045効率的な平面形状の検討046あたらしい都市のアイコンを生み出す047人の流れを立体的に解決する052歩道に広がる店舗を 世界の魅力的な道路や広場の使われ方054シャンゼリゼ大通り056ブロードウェイ,タイムズスクエア058ハイ・ライン060アウトバーンウーバーバウウング・シュランゲンバーダー・シュトラーセ0622 都市を内包した建築063都市の細胞千鳥義典 (日本設計 代表取締役社長)064[都市機能] 都市機能を内包する066[共用スペース] にぎわいを生み出す070[広場] 地域の核となる広場077[パブリックアート,商業施設] 虎ノ門エリアに集う人々のコミュニケーション・ハブ078[国際会議施設] エリア最大級のカンファレンスホール080[オフィス] 国際新都心を支えるビジネス拠点082[オフィス] あたらしい省エネシステムの導入083[オフィス] 呼吸するカーテンウォール084[レジデンス,ホテル] 東京をより魅力的にする都心の生活拠点094[屋上テラス] 地上247mのヴァーティカルガーデン098[屋上テラス] 自然の風を取り込む頂部のデザイン100[ランドスケープ] 都心で自然と触れ合う101[ランドスケープ] 森をつくる108[安心・安全] 安心・安全を支える構造109[安心・安全] 地域で連動したBCP対応110[建設技術] 土木と建築の一体施工122[建設技術] 建築の中に道路を貫通させる123[建設技術] まちにとけ込む換気塔128[建設技術] 都心に快適な屋外環境をつくる132to be continued 都市のグランドデザイン134未来の東京はどう変わっていると思いますか?植野伸一(アサツー ディ・ケイ代表取締役社長)大喜多寛(アウディジャパン代表取締役社長)佐藤裕久(バルニバービ代表取締役CEO)松本栄一(オフィックス代表取締役社長,虎ノ門ヒルズ管理組合協議会委員)森健一(コントレイル代表取締役)渡辺仁久(新正堂代表取締役)136未来の東京をつくる起点138図面140クレジット