新建築 2017年10月別冊 New Value, Real Value/野村不動産のものづくり
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本誌は2017年に創業60周年を迎えたデベロッパー、野村不動産の特集号である。野村不動産のものづくりの姿勢に注目し、取り組みを紐解くものとしてまとめた。掲載するプロジェクトは同社が事業主として、設計者、監理者、またはPM・CMとして関わるものなどさまざまであり、誌面ではそれらを開発、企画、設計、施工、販売・管理のフェーズに分け紹介している。各段階でどのようなことを考えたのか、完成した建築だけからでは分からないものづくりの手法とそのプロセスを読み解くことを目的としてまとめた。建築をつくることで、社会の中で新しい価値を創造していくという同社の想いを、ものづくりのプロセスを通して紹介する。
004 巻頭言 NEW VALUE, REAL VALUE あしたを、つなぐ 宮嶋誠一 野村不動産代表取締役社長006 巻頭対談 これからの建築槇文彦 槇総合計画事務所代表 × 宮嶋誠一 野村不動産代表取締役社長012 I プロジェクト014 野村不動産の沿革と軌跡018 プロジェクト062 コラム グットデザイン賞への取り組み——16年連続受賞064 II ものづくり —具現化へのアプローチII -1 住まい066 Ⅱ-1-1 プラウドシティ浦和070 Ⅱ-1-2 プラウド横濱山手074 Ⅱ-1-3 プラウドタワー二子玉川076 Ⅱ-1-4 プラウドシティ元住吉080 Ⅱ-1-5 プラウド本郷弓町084 Ⅱ-1-6 ザ・センター東京088 Ⅱ-1-7 プラウドジェム渋谷神南090 コラム 野村不動産独自の思想が基づくオーダーメイドマンション092 Ⅱ-1-8 OHANA 八王子オークコート096 Ⅱ-1-9 プラウドフラット新宿御苑098 コラム 共に考える「品質管理」100 インタビュー 建築家とのコラボレーション 新居千秋 新居千秋都市建築設計代表II -2 アーバン ファシリティーズ 104 Ⅱ-2-1 PMO110 Ⅱ-2-2 GEMS114 Ⅱ-2-3 LandportⅡ-3 アーキテクチャー ワークス 116 Ⅱ-3-1 日本橋室町野村ビル YUITO122 Ⅱ-3-2 ラゾーナ川崎東芝ビル128 Ⅱ-3-3 設計監理・ 技術部門の仕事Ⅱ-4 リニューアル 132 Ⅱ-4-1 新宿野村ビル改修136 Ⅱ-4-2 浜松町ビルディング改修138 III まちをつくるアプローチ140 対談 幕張ベイタウンの街づくり 南條洋雄 南條設計室代表× 柴田知彦 SKM設計計画事務所代表III-1 都市の創造と再生144 Ⅲ-1-1 YBP(横浜ビジネスパーク)148 Ⅲ-1-2 A.CITYヒルズ&タワーズ〜「第12回アジア競技大会広島1994」選手村供用〜152 Ⅲ-1-3 プラウドタワー相模大野+ボーノ相模大野156 Ⅲ-1-4 桜上水ガーデンズ 160 Ⅲ-1-5 プラウドシーズン Ⅲ-2 コミュニティの創出と仕掛け164 Ⅲ-2-1 コモンスペース・デザイン手法100166 Ⅲ-2-2 Tokyoイゴコチ論争+1000のイゴコチ168 Ⅲ-2-3 ふなばし森のシティ170 インタビュー きっかけをつくるコモンスペースのデザイン 篠原聡子 日本女子大学大学院教授174 IV これからのプロジェクトIV-1 大規模再開発176 IV-1-1 (仮称)芝浦一丁目計画182 IV-1-2 虎ノ門駅前地区市街地再開発事業IV-2 新たな取り組み184 IV-2-1 Tsunashima サスティナブル・スマートタウン186 IV-2-2 OUKASIV-3 海外事業188 IV-3-1 フィリピンマニラでの住宅商業複合開発190 Ⅰ プロジェクト 物件データ192 プロフィール・クレジット・奥付