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JA 113, Spring 2019 Reprint Edition Expo'70 再録 EXPO'70 Reprint Edition Expo ’70

ja-113-00

JA 113, Spring 2019

2,619 税込

在庫あり

商品コード: 300113 カテゴリー:
誠に勝手ながらjaの定期購読の受付を一旦終了とさせていただきます。ja113号 (2019/3/9発売) からja116号 (2019/12/10発売) までの1年間がお申し込みいただける最終ご契約期間です。

日本語 + 英語/176頁/226x297mm/A4変型/平綴じ

電子版
紙版

Content

EXPO’70(日本万国博覧会:大阪万国/会場マスタープラン:丹下健三,西山夘三)が発案・構想・実施された1960年代後半は、世界中で社会・文化が激動にさらされ、価値観が大きく変動した時代だった。

大阪万博では工業化社会から情報化社会へとシフトする認識のもと、ハードウエアの展示(エクスポーズ)から、ソフトウエア的な環境をつくることに重きを移行させる構想がなされた。一方でシンボルゾーンはハイテクノロジー(工業技術)の成果そのものであるスペースフレームの大屋根や、諸装置を有すると共に、その中核に置かれた「お祭り広場」は、群衆の出会いと直接的なコミュニケーションの場として構想された。
人間と環境とのフィードバックある関係、情報的な関係、人間が自発的に参加できる環境を、フィジカルな環境として、どうすればつくり出すことができるのか。そもそも建築はコミュニケーションの媒体となり得るのか、またなるべきなのか。

合わせて「都市開発手法としての万博」という意識も強く、万博会場そのものがひとつの実験都市であり、将来の都市に対してサゼッションを与えるべきものとして考えられた。

2018年10月、World EXPO 2025, Osaka, Kansai, Japan(2025大阪・関西万博)の開催が決定された。本号は、1970年に開催されたEXPO’70 OSAKAを詳細に伝えた『新建築』1970年5月号と英文版『JA』1970年5-6月号から再録し、2025大阪・関西万博に向けた可能性を探るひとつの手がかりに資することを意図するものである。

対談:日本万国博覧会のもたらすもの
丹下健三×川添登

シンボル・ゾーン

大屋根
丹下健三 都市・建築設計研究所 神谷宏治 
双星社竹腰建築事務所 福田朝生

お祭り広場
丹下健三 上田篤 都市科学研究所 磯崎新アトリエ 

エクスポタワー
菊竹清訓建築設計事務所

万国博美術館
川崎清

国内・国外パビリオン

アメリカ合衆国
Davis, Brody, Chermayeff, Geismar, deHarak, Associates
Yasuo Uesaka (project architect)

カナダ
Erickson/Massey Architects and Planners

英国
Powell & Moya Associates

中華民国
Peng Yin-Hsuan, Lee Chu-Yuan

オランダ
J. B. Bakema, Ir. C. Weeber

スイス
Willi Walter

国際共同館2-B
環境設計研究所,都市建築設計工場

電力館
坂倉建築研究所

住友童話館
大谷幸夫

富士グループパビリオン
村田豊

タカラビューティリオン
黒川紀章建築・都市設計事務所

リコー館
日建設計工務

その他の国内・国外パビリオン

ランドスケープ

サブ広場

噴水・彫刻

エクスポランド

サイトファニチュア

動く歩道と都市交通
曽根幸一 大行征 森岡侑士

情報システム
月尾嘉男

万博会場の人工環境
尾島俊雄

データ

第53回セントラル硝子国際建築設計競技入賞発表


第54回セントラル硝子国際建築設計競技応募要項