a+u 2026年9月号 特集:フェリックス・キャンデラ──シェル構造への挑戦 Feature:Félix Candela – Legacy of Shells
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『a+u』2026年9月号は、構造技術者フェリックス・キャンデラ(1910〜1997年)が手がけたシェル構造の功績に焦点を当てる。ゲストエディターを務めたフアン・イグナシオ・デル・クエト教授監修のもと、24のプロジェクトを通して、構造家、教育者、そして亡命者として歩んだキャンデラの軌跡をたどる。スペインに生まれた彼は、メキシコにおいて当時最も大胆な構造物の数々を実現し、鉄筋コンクリートを驚くほど軽快で豊かな表現力を備えた建築材料へと昇華させた。その後、教育活動を通じて自身の知見を次世代へ継承するため、活動の拠点をアメリカへ移した。
キャンデラの仕事の中核を成したのは、数学的に複雑な曲面である双曲放物面(HPシェル)である。彼はこの幾何学を洗練させ、近代建築における最も汎用性の高い構造システムのひとつへと発展させた。単一の幾何学的原理から、アンブレラ・ルーフや実験的なキャノピー、さらには大空間を覆う壮大なヴォールトに至るまで、多様な建築形態を生みだしている。その探究は、生涯を通じておもに「曲線エッジ・シェル」と「直線エッジ・シェル」という2つの主要なシェル構造へと展開し、それぞれが異なる構造的・造形的可能性を示した。
本号では、キャンデラの歩みをたどるとともに、その仕事を特徴付けた幾何学的探究を紹介する。
イントロダクション:
フェリックス·キャンデラ──シェル構造の異才
フアン・イグナシオ・デル・クエト
年譜+マップ
プロジェクト・カタログ
エッセイ:
形態の知性
ローラ・フォンテーヌ
シェルを救出する:2つの傑作の修復
フアン・イグナシオ・デル・クエト、アンドレス・ロペス
シェルを綴る──20世紀中葉の雑誌にみるフェリックス・キャンデラの著述
ヴァレリア・メンデス
構造着想術:教育者フェリックス・キャンデラの遺産
マルコス・ハビエル・オンティベロス・エルナンデス
記憶の構築:キャンデラ展
フアン・イグナシオ・デル・クエト
回想録:
フェリックス・キャンデラと家族
アントニア・キャンデラ・マルティン
インタヴュー:
抜粋:フェリックス・キャンデラとフアン・イグナシオ・デル・クエト
フアン・イグナシオ・デル・クエト
プロジェクト24題
サンタフェ・アコースティック・シェル
宇宙線研究所
「ロス・アバニコス」(扇)
「ラス・アラス」(翼)
サン・ヴィセンテ・デ・パウル礼拝堂
メキシコ証券取引所
ラ・フロリダ教会
パルミラ礼拝堂(サン・フェリペ・デ・ヘスス)
ペルペトゥオ・ソコロ教会
サンタ・モニカ教会
奇跡のメダイ聖母教会
ディヴァイン・プロヴィデンス教会
孤独の聖母礼拝堂(エル・アルティージョ)
サン・アントニオ・デ・ラス・ウエルタス教会
ロス・マナンティアレス・レストラン
メルセー地下鉄駅
ヴァレンシア・オセアノグラフィック・パーク
サン・ホセ・オブレロ教会
キャンデラリア地下鉄駅
グアダルーペ聖母教会
サン・ラサロ地下鉄駅
ネイバーフッド・マーケット
バカルディ・ビン詰め工場
スポーツ・パレス















