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a+u 2005年5月号 ファッショニング・スペース Fashioning Spaces

au-0505-00

a+u 2005年5月号

2,619 税込

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商品コード: 400505 カテゴリー:

日本語 + 英語/144頁/219x292mm/A4変型/平綴じ

電子版

Content

表紙: メゾンエルメスのガラス・ブロック。

特集: ファッショニング・スペース

カレンツ:
トム・メインが2005年プリツカー建築賞受賞
バーナード・チュミが西釣魚台タワーをデザイン
メカノーがスペインのシアターの設計競技で最優秀案

追悼: 「フィリップ・ジョンソンを悼む」
ピーター・アイゼンマン

ケネス・フランプトン
マイケル・グレイヴス
フィリス・ランバート
テレンス・ライリー

特集: ファッショニング・スペース

建築デザインが企業のブランド・ビルディングに果たす役割は大きい。情報が多元的に交錯する複雑な社会において、建築は企業ブランドの存在感を表現することはもとより、企業イメージの向上をうながすための活動や個々のビジネス戦略上のメッセージの発信源として、重要な役割を担うようになってきている。さらには、1つの場所に居を構え、都市環境を改善する重要な拠点として長期的に社会に寄与することが求められるようになるだろう。クライアントの立場から、建築にたいしてブランド・ビルディングに貢献するデザインへの要求は高まると同時に、建築家はその考えを実現するために様々な試行錯誤にとり組まなければならない。最近では、こうした状況を反映して、積極的に企業のブランド・ビルディングに関与する建築も増えてきている。建築空間を魅力的なものとすることで、その企業ブランドにたいする印象を向上させることはもとより、建築そのものが積極的に企業の未来をつくりだしていこうとする事例も現れてきている。社会に受け入れられながら、企業のブランド・イメージも高め、その存在理由を積極的にアピールすることのできる建築を目指して、多くのとり組みが進行中である。今回の特集では、クライアントの立場から建築に期待すること、そして建築家の立場からクライアントの期待に応えるためのデザインにスポットをあて、インタヴューとエッセイを軸に、ブランド・ビルディングにかかわる建築デザインの様々な事例を紹介している。

鼎談: 「ブランド・ビルディングにとり組む企業としての電通」
樺沢良子+馬渡一浩+後藤徹/電通

ジョン・F・ケネディ国際空港、第4ターミナル/ヴァージン アトランティック航空クラブハウス
ショップ/シャープレス・ホールデン・パスカレリ

エッセイ: 「ヴァージン アトランティック航空、新ビジネスクラス『アッパークラス・スイート』、デザイン・ピアソン・ロイド」
ルーク・ピアソン

航空産業–空の旅のデザインと建築展
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム

エッセイ: 「フューチュア・システムズのセルフリッジス・バーミンガム内部からの一言」
アンガス・ポンド

エッセイ: 「プラダLA: グローバルなブランドに関する噂話」
マイケル・スピークス

エッセイ: 「プラダと建築国際巡回展: 『ウェイスト・ダウン』」
重松象平

エッセイ: 「アップル・ハイ・プロファイル・ストア」
カール・バッカス/ボーリン・シウィンスキー・ジャクソン

フュンフ・ホーフェ、ミュンヘン市街中心部の5つの中庭
ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン
サンタ・カテリーナ市場の再生
エンリック・ミラーリェス+ベネデッタ・タグリアブエ

エッセイ: 「ギンザ・イズ・バック!」
マーク・ダイサム

インタヴュー: 「シャネル銀座ビル」
リシャール・コラス/シャネル株式会社

テキスト: 「『シャネル銀座ビル』に関する3つの質問」
ピーター・マリノ

インタヴュー: 「芸術が充された『家』」
藤本幸三/エルメスジャポン

メゾンエルメス・ウィンドウ・ディスプレイ: 「カレな気分」
吉岡徳仁

エッセイ: 「メゾンエルメス増築計画」
フランク・ラ・リヴィエレ/RPBW-RDAI

インタヴュー: 「バーニーズ ニューヨークのインテリアと芸術」
ジョン-ポール・フィリピ

インタヴュー: 「バーニーズ ニューヨークとの日本における15年」
谷口勝彦/バーニーズ ジャパン

インタヴュー: 「銀座における空間デザイン: バーニーズ ニューヨークの場合」
ジェフリー・ハッチソン

ルイ・ヴィトン銀座並木通り店
青木淳

インタヴュー: 「内部へ誘惑する純粋な『装飾』としての建築」
青木淳

デザイナー・プロファイルズ: 「身にまとうことのできるタウン・スケープとしてのGSX」
石田憲孝