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a+u 2009年3月号 クロアチアとスロヴェニアの建築 Architecture in Croatia and Slovenia

au-0903-00

a+u 2009年3月号

2,619 税込

在庫切れ

商品コード: 400903 カテゴリー:

日本語 + 英語/127頁/219x292mm/A4変型/平綴じ

電子版
紙版

Content

表紙: ニコラ・バシッチ設計、海のオルガン。 撮影: ダミール・ファビヤニッチ。

特集: クロアチアとスロヴェニアの建築

カレンツ:
スティーヴン・ホール・アーキテクツがフランス、アルザスのホテル・ロイジウム・アルザスを設計
ダニエル・リベスキンドがニューヨークのマディソン・スクエア・パークに超高層アパートメントを設計
OMAが台湾の台北芸術文化センターの設計競技に勝利

特集: クロアチアとスロヴェニアの建築
1991年、ともに旧ユーゴスラヴィアからの独立を宣言したクロアチアとスロヴェニア。バルカン半島に位置し周囲をイタリアやオーストリア、ハンガリーなどの国々に囲まれた両国は、政治的にも文化的にも複雑な背景を背負ってきた。独立は、新しい国家への期待とともに、様々なシステム変換のために大きな痛みもともなうこととなった。その混乱の中で新しく出発した若き建築家たちは目の前の現実と向き合い、社会や文化の新たな中核を生みだそうと奮闘してきた。本号では、そのような両国の建築家9組の作品を紹介する。国外の著名な建築家によって華やかな建築が建てられている国々が多い中で、両国では国内の建築家が、脈々と続くその土地特有の気候、自然、伝統、生活様式を深く重んじ、そしてそれらを巧みに再解釈し建築をつくり続けている。彼らは自国のさらなる発展を担うという重要な役割さえ期待されているのである。スロヴェニアは2004年に欧州連合加盟、クロアチアも2010年の加盟を目指している。今後、彼らの活動の場はさらに広げられるであろう。それにともない、国外の建築家とも恊働し、切磋琢磨していく中で、彼らや彼らの作品は変移し続けていくであろう。昨今すでに様々な建築雑誌や展覧会でもとり上げられている両国の建築が、今後自国のみならず世界に影響をもたらす日も近いだろう。

エッセイ: クロアチアの現代建築──実験と実用主義
マロイェ・ムルドゥリャシュ

ランディッチ・トゥラート・アルヒテクティ
フラン・クルスト・フランコパン小学校
ローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世記念堂
ニリッチ・アルヒテクティ
メド・ブルンド保育園
3LHD
バレ・スポーツ・シティ・ホール
J2ハウス
スタジオ・アップ
ギムナジウム北緯46度9分東経16度50分

エッセイ: 異種交配
マテウズ・チェリック

ベウク・ペロヴィッチ・アルヒテクティ
ハウスD
ハウスSB
オフィス・アルヒテクティ
アドリア海岸の集合住宅
ショッピング・モール屋上の集合住宅
テトリス・アパートメント
エノータ
テルマリヤ
ホテル・ソテリア
デクレヴァ・グレゴリッチ・アルヒテクティ
XXSハウス
金属リサイクル処理場
サダール・ヴガ・アルヒテクティ
グラダシュカ・アパートメント・ハウス