a+u 2011年5月号 ヴィンセント・ヴァン・ダイセン + 最新プロジェクト Vincent Van Duysen + Recent Projects
Content
表紙: ヴィンセント・ヴァン・ダイセンによるVVDレジデンスIIのリヴィング・ルーム。 撮影: マーティン・トンプソン。
特集1: ヴィンセント・ヴァン・ダイセン
特集2: 最新プロジェクト
カレンツ:
2011年プリツカー賞: エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ
アマンダ・レヴェット・アーキテクツがヴィクトリア&アルバート博物館の新ギャラリー・スペース設計競技で優勝
コープ・ヒンメルブラウがアルバニア共和国新国会議事堂設計競技で優勝
特集1: ヴィンセント・ヴァン・ダイセン
ベルギーの建築家ヴィンセント・ヴァン・ダイセンは、「Tactility(触知できること、触覚の鋭さ)」をテーマの1つに挙げている。触れることをデザインにとり込むアプローチは、インテリアや家具デザインを数多く手がけてきた彼の特徴を表している。扱う素材は、漆喰、木、スティール、ガラス、コンクリートなど多彩。シンプルで端正なプロポーションと光の陰影が、こうした素材と繊細なディテールによって生みだされている。彼は、ゲントのセント・ルーカス芸術大学で建築を学んだのち、イタリアに渡りインテリア・デザインに携わっている。その後、1990年に彼の故郷にほど近いアントワープに戻ると、自身の事務所を設立。活動の場は、ヨーロッパはもとより、米国や中東など、世界に広がりつつある。今回の特集では、そうした彼の初期の代表作のうち5作品を写真中心に紹介する。(編)
コンコルディア・オフィス
スワロフスキーのためのカスケード
VDDレジデンス
VVDレジデンスII
プライヴェート・レジデンス
ヴィンセント・ヴァン・ダイセン略歴
特集2: 最新プロジェクト
アイレス・マテウス
フルナス観察調査センター
フェリペ・アサディ・アンド・フランシスカ・プリード・アーキテクツ
第16回チリ建築ビエンナーレのパヴィリオン
カロ・アルヒテクテンおよびアーキテクチュール・アンド・ネッツヴェルク
マクデブルクの屋外図書館
アルトゥロ・フランコ・アーキテクチュア・スタジオ
屠殺所のコンヴァージョン
マヌエル・マイア・ゴメス
ガレリア・ソーラー・S・ロック
ロジャース・スターク・ハーバー・アンド・パートナーズ
ワン・ハイド・パーク
クレモン・ヴェルジュリ・アルシテクト
リヨンの集合住宅─12番棟
メック・アーキテクテン
ロートリンガーストラッセ8の集合住宅
ドゥールト・マンドルップ・アルヒテクトゥール
ムンケゴール小学校の修復と増築
カルロス・フェラテール・アンド・ザビエル・マルティ・ガリ / OAB
ベニドルムの海岸通り
クルック・アンド・セクストン・アーキテクツ
レイクショア・ドライブ860-880の修復