a+u 2011年9月号 アートと建築3題 + ヴェローナのカルロ・スカルパ Art and Architecture + Carlo Scarpa in Verona
Content
表紙: ピーター・ズントーによるサーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2011の中央の庭。 撮影: ウォルター・ヘルフスト。
特集1: アートと建築3題
特集2: ヴェローナのカルロ・スカルパ
カレンツ:
ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロンがボルドーの新競技場設計競技で勝利
OMAが新博覧会公園設計競技で勝利
ディ・アーキテクテン・シーが台湾高雄港駅の都市計画設計競技に勝利
レポート: ミラノ・サローネ2011 パヴィリオン「エルメスの家」
レポート: 建築教育国際会議2011
特集1: アートと建築3題
ピーター・ズントー
サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2011
ジャン・ヌーヴェル
ソフィテル・ウィーン・シュテファンスドム
ヘニング・ラーセン・アーキテクツ
ハルパ・コンサート・ホール・アンド・カンファレンス・センター
特集2: ヴェローナのカルロ・スカルパ
本号はカルロ・スカルパによるイタリア、ヴェローナの重要な3作品: カステル ヴェッキオ美術館(1958年~1975年)、ヴェローナ市民銀行本店(1973年~1981 年)、オットレンギ邸(1974年~1978年)を特集する。2009年、スカルパの3作品を撮り下ろす貴重な機会を得た。その詳細な写真を通して、スカルパのスタッコ、コンクリート、石、木、鉄などの素材の新たな表現方法への挑戦が見てとれるだろう。 アルバ・ディ・リエトは、彼女のエッセイの中でスカルパのドローイングを注意 深く見ることの重要性を語っている。それは、スカルパにとってドローイングと は思考の伝達装置であり、「見るために描く」、「線を引かぬ日はなし」を口癖とし、芸術家には日々の訓練が欠かせない、と説いていた点である。本号では新しい写 真のセレクションと同時に、多数のオリジナル・ドローイングにより 3 作品を紹介している。撮影チームを快く受け入れて下さったオーナーの方々、また撮影に協力して下さったヴェローナ・カステルヴェッキオ美術館カルロ・スカルパ・アーカイヴ主任、アルバ・ディ・リエトに心より感謝している。 (編)
エッセイ: ヴェローナのカルロ・スカルパ
アルバ・ディ・リエト
カステルヴェッキオ美術館、1958~1975年
ヴェローナ市民銀行、1973~1981年
オットレンギ邸、1974~1978年
作品



